Quantcast
Channel: クアトロポルテと蜜月?
Viewing all 254 articles
Browse latest View live

新しいタイロッドエンドセパレーター

$
0
0
先週、急遽入手した打ち込み式のセパレーターですが、
イメージ 1
やっぱりあのブランドの工具だったなぁ…でした。
イメージ 2
何回か打ち込むと、どうも先端が開き気味になるようで、
ナックル側に当たる部分が既に凹んでいます。
ちょっと内幅が広すぎるみたいで、しょうがないので、さらに違う工具をネット注文。
イメージ 3
黒い方は鋳鉄ですが、左の新しい物は普通の炭素鋼のようです。
柄も長く、奥まった所にあるタイロッドのインナー側でも使いやすそう。
初めからこれにすればよかったです。
イメージ 4
先端の内幅も20mmに対して16mm、
その爪の厚みも倍以上あるので、
イメージ 5
これなら先端が開いてしまうことも無いかも。

さて、今日で車検が切れたので、作業は慌てず騒がずのんびりとやりますか。
この機会に他の不具合箇所もリセットしようかなぁと。


にほんブログ村に参加しています。

[http://car.blogmura.com/italysya/にほんブログ村 車ブログ イタリア車へ(文字をクリック)] ←ポチッとお願いします。


3歩進んで2歩下がる

$
0
0
新しいタイロッドエンドセパレーターで再度アタックした結果、
黒い跡が付いているここまで打ち込んで
イメージ 1
ようやく外れました。
イメージ 2
世間的によく言われている勘合が外れるときの大音響が、
思ったほどで無かったのは拍子抜けでした。
で、外れたタイロッドアウター側ですが、明らかに曲がっていますね。
イメージ 3
これはもう要交換パーツです。
続いてイン側を外すんですが、ボディパネルに微妙に当たるので、
アッティパアームごと外すことにして、
ステアリングラックエンドを、外すことに。
こっちは案外簡単に勘合が外れてくれましたが、
ナイロンナットの抵抗でシャフトが共回りしてしまうので、
イメージ 5
インパクトドライバーにユニバーサルジョイントをくっつけて一気に取り外し。
これでアッティバアームはフリーになるんですが、
今度はアッティバアームの取り付けボルトが抜けません。
イメージ 4
ネジ部分は既に抜けているんでしょうが、
どこか微妙に引っかかっていて、抜けてこないのです。
まぁ、今晩じっくり考えて何か方法を見つけ出すことに。
で、とりあえず、ボロボロのブーツを取り去り、
中のグリスを綺麗にふき取った後です。
イメージ 6
ナットと共回りするくらいで、さぞかしジョイント部分がユルユルなのかと思いきや、
案外ガタもキズも無く、このまま使えそうです。
元は黒いグリス(モリブデン系?)が塗って有りましたが、
手持ちのリチウムグリスをなるべく中に押し込むように
イメージ 8
何度かシャフトをぐりぐりしながら
イメージ 7
まぁまぁ入ったかなという所で、新しいブーツの登場。
純正品ではブーツだけの設定が無く、タイロッドごとの交換になるんですが、
マセの先達が調査し、ベンツW124用が使えることが判明。
当然ブーツ単体で買えるんですが、
ゴム製品ってやっぱ国産じゃないですか?
色々調べてみて、
3年前に買っておいた(っていうか買ってから放置状態でした)
イメージ 9
大野工業製のDC2522。
イメージ 10
上内径10mm、下内径25.5mm、高さ24mmはちょっと小さいようですが、
一応先のベンツ用とは同サイズのようなので、安心して
取り付けした結果です。
イメージ 11
下側のブルーのリングを取り付けるのにちょっと苦労しましたが、
内面はもちろんブーツ表面にもグリスを塗ることで、滑らせながら
一番高い所を乗り越えれば、後は勝手に定位置に収まります。
と、ここまでやって今日は時間切れ。残りは明日とふと見ると
イメージ 12
あーあっ、ラックエンドブーツもパックリ逝ってました。
水が入っていたのか赤錆が出てますが、
グリスも残っているようで、ジョイント部分の動きもさほど問題無さそうです。

これでまた一つ、車検合格への道が遠くなりましたねぇ。



にほんブログ村に参加しています。

[http://car.blogmura.com/italysya/にほんブログ村 車ブログ イタリア車へ(文字をクリック)] ←ポチッとお願いします。

ロアアームボールジョイントは簡単に外れた

$
0
0
昨日の続きです。
左ラックエンドブーツの割れを発見したので、
改めて下にもぐり、右側を調べて見ましたが、
どうやら右ラックエンドブーツは無事のよう。
但し、ロアアームのボールジョイントブーツは左同様パックリ割れです。
このブーツ、まだ用意していないので、サイズを測る為にも
外す必要が有ります。
イメージ 1
ローターが邪魔をして思うようにレンチが振れないので、
インパクトドライバーで一気に形をつけようと
イメージ 2
満充電したバッテリーを装着、ユニバーサルジョイントを付ければ
イメージ 3
かろうじて緩めることが出来そうです。
最初のうちはびくともしませんでしたが、
ボックスレンチに付けたマーキングがずれているので、
確かに緩んでいるようで、
そのうち、ロアアームが徐々に下がってきて、
セパレーターを使わずとも外すことが出来ました。
イメージ 4
割れてはいますが、このブーツの寸法を測る為、
なるべく丁寧に上下のリングを取り外し、
中にはまだグリスが残っていたので、これも丁寧にふき取ると
さほど痛んだ様子も無いのでブーツ交換のみで済みそうです。
イメージ 5
宙ぶらりんのストラットをパンダジャッキで支えています。
外したブーツと上下のリングです。
イメージ 6
パーツクリーナーで綺麗に洗って、
イメージ 7
各サイズを測ってみると、
上部内径が16mm、下部内径が31mm高さが22mm。
多少伸びていたり、ひしゃげていたりするんで
まぁ大体、±2mm位が許容範囲かと
タイロッドエンドブーツと同じ大野ゴム工業製で捜すと、
DC2111(上部内径15mm下部内径31mm高さ26mm)というのが近いかなぁと。
パックリ割れたラックエンドブーツとともに発注完了、
今週中には手元に届きますから、週末までまたまた放置です。

あっ、午後から台風12号の影響で雨が降るらしいので、
むき出しのボールジョイントはグリスを塗りたくって破れたブーツを被せてあります。


にほんブログ村に参加しています。

[http://car.blogmura.com/italysya/にほんブログ村 車ブログ イタリア車へ(文字をクリック)] ←ポチッとお願いします。

パーツ続々と到着

$
0
0
あーさて、鋭意修理中のクアトロポルテですが、
発注してあったパーツ群が着々と届いています。
まずは曲がっていたタイロッドエンドですが、
ディーラーには怖くて聞けないので、
あちこち捜して、結局ヤ〇〇クで純正品を入手しました。
イメージ 1
タイロッドエンドには2種類あって、タイロッドが入る部分が
逆ネジ(366602133)と正ネジ(366602134)になっています。
曲がっていたのは366602133逆ネジで、
ebayには1個だけの出品があったんですが、これがアメリカからの出品で、
しかも送料は出品者に問い合わせしろと書いてあり(たぶん、何せ英語ですから)
拙い英語で聞くのも面倒で、届くのにも数週間掛かりそうだったので
手っ取り早くヤ〇〇ク入手となっちゃいました。
単価は送料含めるとさほど変わらないんですが、
4個セットなんで、それなりの出費となりましたが、
この際全とっかえしてもいいかなと。
イメージ 2
こっちは、パックリ割れていたラックブーツの交換部品ですが、
社外の汎用品になります。
伸張率500%の特殊ゴム採用で、ラックエンドを外さなくても
装着できると言うのが売りのようです。
左のテーパー状の治具を利用して挿入するらしく、マニュアルも付いてました。
と、ここまでは至って順調に来ましたが、
ロアアームボールジョイントブーツは、どうやら失敗だったようです。
イメージ 3
メーカーのサイズ表で調べて発注したんですが、
イメージ 4
形が微妙に違っています。
たまねぎみたいな形は同じなんですが、上のリングが入る部分、
イメージ 5
付いていたのは抜け止めに広がっているんですが
届いたのはここがまっすぐ。これだとリングが抜けてしまうんじゃないかと。
他のサイズ、たとえばタイロッドエンドに使ったDC2522は上が広がっているんで、
イメージ 6
サイズによって微妙に形が違うようです。
同じような形のものでは、下径は合ってても上径が小さいとか
上が合ってても下が大きいとか、中々見つかりません。
まぁ、元が国産車種用ですので、しょうがないんですが。
で、困ったときのebay頼みで、
[ball joint boots maserati]で検索かけてみると
それらしい形の物を発見、
イメージ 7
サイズも下30mm上15mmと測定値よりも1mmずつ小さいだけ。
どうもこれがドンピシャかな?と、ポチッちゃいました。
届くのに2週間は掛かりそうなので、
それまでにほかのところを進めておきましょう。


にほんブログ村に参加しています。

[http://car.blogmura.com/italysya/にほんブログ村 車ブログ イタリア車へ(文字をクリック)] ←ポチッとお願いします。

今日はどこまで出来るやら

$
0
0
届いた各パーツを組み替えます。
まずはステアリングラックブーツから。
パックリ割れたブーツをニッパーでちょん切って外します。
イメージ 7
水やオイルは出てきませんでしたが、
イメージ 8
もろに錆びが出ています。
幸いにも、ラック部分もジョイント部分も錆びてはおらず、
イメージ 9
古いグリスをふき取って新しいリチウムグリスを塗りたくっておきました。
イメージ 10
上の新しいブーツは社外の汎用品なので、
ラックケースのサイズによって合うところで切り取ります。
概ね47~48mmと言うことで、下から2番目の45~50mmの所を使います。
イメージ 11
問題はラックエンド側。純正品はここが20mmあるんですが、
この社外品、一応9~20mmが適合サイズらしいので、
ギリギリセーフのようですが。
円錐形のインサートツールとランクエンド側にたっぷりとエンジンオイルを塗って
ラック側を内側に折り込んだら、インサートツールをランクエンドに被せて
ブーツを送り込んでいきますが、
オイルでベタベタなので、滑ってしまって中々うまく入りません。
床に寝そべった状態なので、うまく力が入らず、
それでも四苦八苦しながら、破ることも無く何とか収まってくれました。
イメージ 12
今思えば、ラックエンドの底部分にもオイルを塗っておけば
もっとすんなりと入ったのかもしれません。
イメージ 13
グリスとオイルでベタベタのラックブーツを綺麗に拭いて
ラックケース側は幅7.4mm、ラックエンド側は4.8mmのタイラップで
締め上げて、ステアリングラックは終了です。
すぐ上にエキパイが通っているので、熱で劣化が早いのかも知れないですね。
割れてはいない右側も換えておいた方がいいかもしれません。

意外と早く済んだので、今度はネジ部は外れているのに抜けてこない
メカニカアッティバのボルト抜きの番です。
イメージ 14
手持ちのガラクタの中から、曲がったタイロッドエンドプーラーと
10mmの全ネジボルト、ちょうどぴったりのネジ穴が空いていた
カートのエンジンマウントを調達、
ボルトの首にプーラーを引っ掛けてマウントをハンマーで叩くこと10数回、
ようやくボルトが抜けて、アッティバアームが外れました。
イメージ 1
ここまでくれば、叩きプーラーでガンガン叩いて外します。
外したタイロッドはちょっと固着気味でしたが、
イメージ 2
何とか古いロッドエンドを新しいものに交換。
もちろん、ロッド長は169mmで合わせてあります。ただ、一つ疑問が。
ユーロスペアーズやebayに出ているロッドエンドのパーツ番号から見ると
LHが366602133、RHが366602134なんですが、
付いていたロッドエンドが逆なんですよね。
02133が逆ネジ、02134が正ネジのはずなんですが。
まぁ、トーイン調整の際に廻す方向が違うだけで、実害は無いんですが。
で、外したアッティバアームですが、
イメージ 3
ガンガン叩いたせいでキズキズになっちゃいましたが、
ヤスリで軽く摺っておけばいいんじゃないかなぁと。
それよりも取り付けボルトやカラー、ニードルベアリングも
イメージ 4
結構サビサビで、
イメージ 5
このベアリングも要交換のようです。
付いているベアリングはドイツのトリントン(って読むのかな?)製ですが、
イメージ 6
薄っすらと見える型番「HK1814」で検索、
国産のNTN製HK1814L-3ASというのが適応するようで、
早速左右分4個を発注しておきました。
このアッティバアーム、マセラティの先達が施した対策をまねて
ある加工をするためにもベアリングを外す必要があります。



にほんブログ村に参加しています。

[http://car.blogmura.com/italysya/にほんブログ村 車ブログ イタリア車へ(文字をクリック)] ←ポチッとお願いします。

海外通販でカード不正使用

$
0
0
昨日、カード会社から電話がありまして、
曰く
「海外の航空会社からチケット代8万いくらの請求が来ていますが
間違い有りませんか?」
もちろん、そんな記憶はありません。
「では、不正使用ということで、支払い拒否します。
つきましては、このカードはもう使えませんので、
新しいカードをお送りします」

今年の初めから、QP絶不調の対策に
何件かのUKのショップからパーツを取り寄せていますが、
その中のどこかのショップから漏れたのか、
もしくはハッキングされたかなんでしょうかねぇ。

3年前にも同じように不正使用されて、その時は
香港へのノートパソコン代金だったような。
その時もカード会社から問い合わせがあって
即座にカード停止し、再発行してもらったんですが。

一説によると、カード会社はユーザーの購買パターンを把握していて、
これから逸脱するような取引の場合、本人確認するらしいです。
まぁ、とりあえず見に覚えのない請求は来ていないので、いいんですが
新しいカードを再登録するのが面倒なんですよね。

皆さんも海外通販にはお気をつけて。。。


にほんブログ村に参加しています。

[http://car.blogmura.com/italysya/にほんブログ村 車ブログ イタリア車へ(文字をクリック)] ←ポチッとお願いします。

メカニカアッティバのベアリング

プレス機組み立てとベアリング交換

$
0
0
アッティバのベアリング交換をするために、
12tの門型プレス機を購入、昨晩のうちに届きました。
もちろん中華製の安物、自分で組み立てるタイプです。
イメージ 1
簡単な組み立て図が付いてきましたが、
内容も部品一覧も全然合ってなくて、
でもまぁ、そんなに難しいものでもないので、早速今朝から組み立てです。
イメージ 2
とりあえず、外枠を組んでみましたが、
さすが中華製、普通に組んだら微妙に平行四辺形にはなってるし、
イメージ 3
ある程度仮締めした段階でプラハンで修正を加えましたが
上面もやや右肩下がりになっています。
イメージ 4
トップのアングルにはリターンスプリングのフックや
ダルマジャッキのピストンが収まるステーを挟んで溶接してありますが
寸法出しがいい加減なんで
イメージ 5
しっかりボルトが締まっているにもかかわらず、隙間が空いてます。
イメージ 6
修正するのも面倒なんで、このまま組み立て続行。
イメージ 7
どうにか格好が付いたようなので、
イメージ 8
物置の一角に無理やりスペースを作って設置しましたが、
床が完全に水平が出ていないので、
イメージ 9
ダンボールを折りたたんで挟み、ガタツキ防止にしています。
あんまり中華製の精度を悪くはいえませんね。(苦笑
で、ここまでで昼食タイム。残りは午後からです。


にほんブログ村に参加しています。

[http://car.blogmura.com/italysya/にほんブログ村 車ブログ イタリア車へ(文字をクリック)] ←ポチッとお願いします。



プレス機組み立てとベアリング交換 後半

$
0
0
組みあがったプレス機で、さっそくアッティバのベアリングを抜いてみました。
イメージ 1
上は17mmのソケットレンチ、下は24mmのソケットレンチがピッタリで、
安物とはいえ、やっぱプレス機は楽にベアリングが抜けます。
イメージ 2
で、予告した追加の加工です。
イメージ 3
ベアリングが入る部分に5mmの穴を開け、
イメージ 4
6×1.0のタップを立てます。
そこに捩じ込むのはグリスニップル。
イメージ 5
後は、内面を軽くペーパーで擦って
冷凍庫で冷やしておいたベアリングを
イメージ 6
圧入すれば一応完成です。
車載状態で、グリスアップすることで、ベアリングの劣化を防ぐことが出来、
ハンドリングのトラブル防止になる・・・とのこと。
某イタリア車専門ショップのメカニックの受け売りですが(^^;

さぁ、あとはロアアームボールジョイントのブーツが届けば
左半分のリセットが完了しますが、さて、いつになるでしょうか?

にほんブログ村に参加しています。

[http://car.blogmura.com/italysya/にほんブログ村 車ブログ イタリア車へ(文字をクリック)] ←ポチッとお願いします。

ルビーロマンパフェ

$
0
0
シルバーウィーク最終日の今日、QPいじりはお休み、
帰省中の娘と孫を連れて、加賀フルーツランドへ。
あいにくの天候なので、ぶどう狩りはお預け、
カフェでまったりとしてきました。
お目当てはこれ、
イメージ 1
元々シャインマスカットのパフェが食べたいと言っていた娘が
このポスターを見た途端、ルビーロマンパフェに変更になりました。
イメージ 2
一粒500円のルビーロマン、これで1250円なら、お得ですね。

で、帰り道、たまたま通りかかったので、思わずパチリ!
イメージ 3


にほんブログ村に参加しています。

[http://car.blogmura.com/italysya/にほんブログ村 車ブログ イタリア車へ(文字をクリック)] ←ポチッとお願いします。

届いたボールジョイントブーツ

$
0
0
国内調達に失敗(?)したロアアームボールジョイントブーツでしたが、
ebayで見つけて落札してあった物が、昨日届きました。
イメージ 1
形は間違いなく同じ、寸法も約1mm小さいんですが、
付いていた古い物は多少伸びているでしょうから
ほぼ同寸法だと思うことにしましょう。(笑)
上下のリングにゴムのOリングが付属してますが、
付いていた鉄のリングを使うので、
このOリング、また何かに使えそうです。

ところで落札時、左右分に破った時の予備にと4つ落札したんですが、
よーく見ると、タイトルの頭に「2X」と入っているのを見逃していて、
届いた箱を開けてみると
イメージ 2
なんと、8個も買っちゃっていました。
まぁ、単価がやすいので、別にいいんですが、
こんなにあってもこの先何年分になるか解らないので、
ヤフオクにでも出品しましょうかねぇ。
もし、このブログをご覧の数少ないビトゥルボマセラティのオーナーの方、
いかがですか?


にほんブログ村に参加しています。
[http://car.blogmura.com/italysya/にほんブログ村 車ブログ イタリア車へ(文字をクリック)] ←ポチッとお願いします。

インナーレースの錆にご用心

$
0
0
ベアリングを圧入したアッティバアーム。
イメージ 1
ベアリングの内側に入るカラーというか、インナーレースですが、
本来ならすんなりと手で入るはずが入っていきません。
プレスで圧入すると全然回らず、ベアリングの役目を果たしていないんですね。
イメージ 2
一旦抜いてベアリング単体に入れてみるとすんなり入ります。
どうもグリスニップルの穴を開けたときに内面に返りが出たようで
その分インナーレースがきつくなるんではないかと。
もう一度ベアリングを抜き、リューターで穴の周りを削り、
改めてベアリングを圧入しましたが、やや良くはなったけど
やっぱり入ってくれません。
で、このインナーレース、よーく見ると微妙に黒錆が浮いています。
寸法的には0.1~0.2mm程度(ノギス計測)ですので、
この錆を削り落とすことに。
中に通るボルトが12mmなんで、急遽ホムセンに走り
12mm×70mmのボルトとナットを購入、
電ドルにチャックして100番ペーパーから200、360、1000番と
磨くこと30分、その後冷凍庫で冷やしたら
ようやく手で入れることが出来ました。
イメージ 3
一旦常温に戻ると手では抜けませんが、
インナーレースは軽く手で回ることを確認、
組みつけようとした所で、新たな問題が・・・。
イメージ 4
白いテフロンのカラーと押さえのワッシャーの間に隙間が!
反対側にも同じように。
イメージ 5
アッティバの幅が32mm、インナーレースの長さが37mmありますから
このテフロンのカラー、2枚で5mm必要なんですが、実際には4.2mmしかありません。
僅か0.8mmのことなんですが、このガタがハンドリングに悪影響を及ぼすらしいので、
アルミのシートか何かでシムを作る必要があります。
今週中には材料の調達を済ませて、何とか週末には組み上げたいですね。
どこまで引っ張るんじゃ!というツッコミは無しで。



にほんブログ村に参加しています。

[http://car.blogmura.com/italysya/にほんブログ村 車ブログ イタリア車へ(文字をクリック)] ←ポチッとお願いします。

シム作成 こんなんでいいのかなぁ?

$
0
0
隙間が空いていたアッティバですが、
イメージ 1
ここに入れるシムを作る為に材料を集めてきました。
と言ってもダイソーなんですが。
イメージ 2
買ってきたのは0.3mmのアルミ板とサークルカッターです。
計算上、シムの厚みが0.4mm必要なんで
手持ちのアルミテープ(0.08mm)を重ね貼りしてサークルカッターで
外径32mm、内径18mmの円をけがきます。
紙なら切れるんでしょうが、アルミ板では無理、
外周はハサミ、内径は半丸の彫刻刀で切り出すと言う
イメージ 3
何とも素人丸出しの仕上がりです。
イメージ 4
多少のゆがみはボルトを締めることで修正できるはず。
裏には粘着剤が付いているので、
イメージ 5
テフロンのスペーサーに貼り付けて、厚みを測ると
イメージ 6
2.1mm→2.55~2.6mm位になっているようで、
イメージ 7
とりあえず、隙間は無くなったようです。
イメージ 8
こんなんでいいのか、ちょっと疑問ですが、
まぁ、激しく回転するような所じゃないんで、良しとしましょう。

18mmのポンチがあれば一発で抜くことが出来てもう少し綺麗になるんでしょうが、
ガラクタの中から径が近いパイプを捜してきて、作っちゃいましょうか?

にほんブログ村に参加しています。

[http://car.blogmura.com/italysya/にほんブログ村 車ブログ イタリア車へ(文字をクリック)] ←ポチッとお願いします。

取り敢えず組み上がりました

$
0
0
適当に作ったシムでしたが、取り敢えず土曜日に組み込んでみました。
無理やり抜いたアッティバの固定ボルトが、今度はネジが噛まず、
やっぱりねじ山がつぶれていたので、急遽ホムセンにタップ調達で急行、
サラッとネジをさらえれば、
イメージ 1
何の問題も無く固定完了。
あっ、作ったシムは片側だけで用が足りました。
で、新しいボールジョイントブーツをセット、
イメージ 2
思うところがあってスペシャルツールを作ったんですが、
イメージ 3
ペットボトルでは弱すぎて固定リングに負けてしまうので、
結局、ラックエンドブーツの時と同じように
少しずつ廻しながら嵌めていくというやり方になりましたが。
イメージ 4
あとは交換してあったタイロッドを組み付ければ
イメージ 5
左半分は終了です。
イメージ 6
ただ、タイロッドの長さを合わせてあったのですが、
なぜかタイヤをまっすぐにすると、ハンドルが90度近くかたがっていたので、
残り右側の交換が済んだら、簡易的にトーイン調整が必要ですね。



にほんブログ村に参加しています。

[http://car.blogmura.com/italysya/にほんブログ村 車ブログ イタリア車へ(文字をクリック)] ←ポチッとお願いします。

イタリアンジョブ

$
0
0
今度は残りの右サイドです。
これは例によって、ガンガン叩いて外した右側のタイロッドです。
イメージ 2
ブーツが切れているのはこの際しょうがないとして
よく見ると、勘合するテーパー部分が何か変です。
イメージ 3
赤線で囲った所が明らかに錆びています。
イメージ 4
反対側はこんなに綺麗です。
錆びているのは、アッティバアーム側なので、
そっちを見てみると、
イメージ 1
雨に当たって赤錆が出てますが、
加工穴がずれているようで、黒皮が残っています。
普通こんなのは加工不良品になるはずですが、
イタリア人は平気で出荷するんですね。
以前にもこんな問題パーツに遭遇したことがあります。
クアトロポルテの前に乗っていたのはランチアテーマでしたが、
このテーマのクラッチマスターがダメになりバラしてみた所、
内面に5mmほどの巣穴が有り、
ここをリップシールが通るたびにエッジで傷が付いていたという
もう、考えられない加工不良品が堂々と使われているわけで、
まったくもって、呆れたイタリアンジョブでした。

で、この右タイロッドですが、左に比べて割と綺麗なので、
一度交換しているようです。
どこの車屋さんで替えたかは解りませんが、
素人の私でも気が付くくらいですから、プロなら当然解っていたはずで、
解っていたけどスルーしたなら、プロにあるまじき作業ですし、
もし解らなかったとしたら、看板を下ろして欲しいですね。

さて、見つけた以上、このまま組み込む訳にもいかないので、
何とか捜さなくてはならないんですが、
果たして見つけることが出来るでしょうかねぇ?


にほんブログ村に参加しています。

[http://car.blogmura.com/italysya/にほんブログ村 車ブログ イタリア車へ(文字をクリック)] ←ポチッとお願いします。



もひとつおまけのブーツ交換

$
0
0
さて、加工穴がずれていて不良品だったことが判明したアッティバアームですが、
例のユーロスペアーズで調べると、
新品が要オーダーで£85ほどなのに、
中古品が在庫有りで£188と、ほとんどボッタクリ状態ですね。
しょうがないので、ヤ〇〇クにマセパーツを出品している解体屋さんに
在庫確認を掛けているところです。
が、微妙に望み薄のような感じがしていまして、
最悪、このまま組むことも視野に入れて、先に進みます。
アッティバのグリスニップル加工とベアリングは交換済み、
タイロッドも新しいエンドを組み込んで、タイロッド長も調整済み、
残るは、ロアアームジョイントのブーツ、破れてはいないけどラックブーツ、
そして、外す時に破ってしまったラックエンドブーツ。
と思いきや、発見してしまいました。
イメージ 1
これは、スタビライザーリンクエンドのアッパー側で、
やっぱりブーツがパックリ逝っています。
イメージ 2
右のは外したブーツ、左のものはタイロッドエンド用に買ってあったDC-2522です。
イメージ 3
各部を測って見ましたが
上内径はやや小さめ(12mmに対して10mm)、
下内径は逆にやや大きめ(25mmに対して25.5mm)ですが、
さほど問題は無いだろうということで、組んでみました。
イメージ 4
総外径が大きいのと、高さが高いので、
グリスが溜まる部分が横に大きく膨らんでいますが、
イメージ 5
言うほどの違いは無さそうで、しばらくはこの状態で行くことにします。

が、どうも作業中に腰を捻ったようで、激痛状態ですので、
今週末はお休みです。天気も雨模様で濡れそうですし。
まぁ、来週までにはアッティバアームが入手できるか解るので、
一気に組みあがって、車検に出せるかも・・・です。
11月の半ばには長野行きが待ってますから。


にほんブログ村に参加しています。

[http://car.blogmura.com/italysya/にほんブログ村 車ブログ イタリア車へ(文字をクリック)] ←ポチッとお願いします。

長期在庫?

$
0
0
QP車検に際し、フロントサスペンションのブーツ破れのほかに
もう一つ指摘されていたことが有りました。
それがATからのオイル漏れ。
前々回の車検の時は、ステアリングラックからAT全体に
漏れたオイルが飛び散っていて、明らかにオイル量も減っていましたが、
今回のは床に染みが出来るほどの漏れではなく、オイル量もそれほど減っていないので、
取り敢えずサッと拭いてごまかそうか(^^; とは思いましたが、
思いのほか、ダストブーツ交換に手間がかかってしまっていて、
どっちにしても、もう既に1ヶ月以上車検切れから経過しているので、
この際、ATも直そうかと。
ブーツ交換で下にもぐった時に、チラッと見ましたが、
以前の漏れ箇所だった
ATオイルクーラーからのリターンパイプバンジョーボルトは今回は無実のようで、
側面にはオイルが漏れたような痕跡は無し。
でも、オイルパンには雫が2~3滴付いているので、
どうもこれはオイルパンパッキンからの漏れのようです。

さて、いつもの入手先であるユーロスペアーズでも
最近は新しいモデルに移行しているようで、
古めの車種では To Order が増えてきているようです。
このオイルパンガスケットもご多分に漏れず To Order となっており、
さて、どうしたものかなぁと思案していましたが、
困ったときのebayだのみ、早速検索を掛けると、
イメージ 1

ATフィルターとガスケットのセットが
アメリカは西海岸のAuto Italia という、マセラティやフィアット、ランチアの
パーツショップから出品されていました。
タイトルを信じれば、ZFの4速タイプに使えるようで、
使用可能車種には228や430、スパイダーなどが記載されていますから、
多分使えるだろうと言うことで、ポチッておきました。
それがきょう、届きました。
イメージ 2
裸のまんまラップでグルグル巻き、おまけにOリングも無しと
上の写真と随分荷姿が違うようですが、
イメージ 3
フィルターには薄っすらとサビが・・・
イメージ 4
USAにはガンディーニクアトロポルテやギブリIIは輸出されていませんでしたので、
このパーツは、それ以前の222系や430系用のストックでしょうから、
少なくとも20年以上の超長期在庫だった可能性が高く、
ようやく売れて先方もホッとしているかも?(苦笑



にほんブログ村に参加しています。

[http://car.blogmura.com/italysya/にほんブログ村 車ブログ イタリア車へ(文字をクリック)] ←ポチッとお願いします。

アッティバアーム届く

$
0
0
バラしてみて初めて判るイタリア人の仕事振り(笑)ですが、
見てしまった以上、このまま使うのはいかがなものかと。
で、早速捜索開始したのが先週土曜日。
もちろん、ディーラーなんかにゃ怖くて聞けないですし、
ユーロスペアーズはTo Order なんで、
ここはやっぱり中古で捜すことに。
取り敢えず、ヤ〇〇クにマセラティのパーツを出品している3社に
問い合わせしてみました。
A社は在庫無し、B社とC社は在庫有りの返答。
ところがその価格には大きな違いが。
5400円と37800円。
37800円というのは、ディーラー価格(新品)の何%かの数字(半額くらいか)だとは思いますが、
ユーロスペアーズでは£85ほどですから、
まぁ、半額とすれば5400円が妥当な所かと。
メールで問い合わせすると、
ベアリングが引っかかるとか、外すのに叩き過ぎて縁が変形しているとかの返事でしたが、ベアリングは新品交換するし、送ってもらった写真を見る限り、
まぁ、これくらいならやすりで削ってもそんなもんかなぁと、早速発注することに。
それが昨晩に届きました。
イメージ 1
縁の変形も
イメージ 2
この程度なので、
イメージ 3
クラックさえなければ全然問題ないレベル。
一応鉄棒でコンコンと叩いてみましたが、変なにごり音もなく、
イメージ 4
テーパー穴の状態も
イメージ 5
綺麗に掃除してあることを差し引いてもグッドコンディション。
まぁ、もう一度グリスニップル加工をする必要がありますが、
安く入手できてヨカッタヨカッタ(^^v



にほんブログ村に参加しています。

[http://car.blogmura.com/italysya/にほんブログ村 車ブログ イタリア車へ(文字をクリック)] ←ポチッとお願いします。

修理完了まであと一歩

$
0
0
中古で入手したアッティバアームは、グリスニップル加工も終わり既に装着済み。
残るはラックブーツ、ラックエンドブーツ、ロアアームボールジョイントブーツの3点。
このうち、ラックブーツ、ラックエンドブーツは割りに簡単に出来るので、
まずはロアアームジョイントブーツから。
左側を外した時はインパクトドライバーで外れましたが、
右側は手強く、インパクトドライバーはもとより、
エアインパクトレンチでも緩んでくれません。
延長レバーでは角度が足りず、先に進めません。
しょうがないので、
イメージ 1
結局、キャリパーとローターを外すことに。
これならレンチが振れるので、
イメージ 2
ナックル部分に廻り止めを差し込み、メガネレンチで何とか緩めることに。
あとはブーツの交換ですが、今日は調子が悪く、
下のリングをセットする際にNEWブーツに穴を開けること3回
イメージ 3
ようやく4個目で何とか固定に成功する始末。
間違えて8個も買ってあったのが、今となってはラッキーでした。
シャフトの先端が錆びていて、M12×1.25Pダイスでネジを切り直したり、
外したローターやキャリパーを元に戻す作業でけっこう疲れちゃって
昨日はここまで。残りは今日の作業に。
今日はラックブーツとラックエンドブーツを交換し、
タイロッドを取り付けまで行きたいと予定を組みましたが、
イメージ 5

イメージ 6
途中でやっぱり問題が発生。
ラックエンドを外さなくても通せるはずのラックブーツを
破ってしまいました。
先端のタイラップで固定する部分なので、
イメージ 4
タイラップで締め付けても抜け止めのリップが無い状態なので、
多分何度かステアすると抜けてしまうんじゃないかと。
しょうがないので、新たに発注、今日発送のメールが来ていたので、
手元に届くのは早くても明日。
だから、上の写真のラックエンドはナットが仮締めなんです。
ちなみに黄色いペイントはトルク管理してあるナットで、
不用意に車検整備で増し締めされないようにするための対策です。
タイロッドエンドのナットを増し締めされると、
外す時にまたまた苦労すること請け合いですから。


にほんブログ村に参加しています。

[http://car.blogmura.com/italysya/にほんブログ村 車ブログ イタリア車へ(文字をクリック)] ←ポチッとお願いします。

エアバッグアラーム消えず

$
0
0
新しいラックエンドも届いて、サクサクッと交換。
今回はラックエンドにナイロン袋を被せたので、スルッと通ってくれて、
これからはこれだな、と。
バッテリーもフル充電されているので、
本当はいけないことですが、ちょっと試運転・・・
と思いきや、何故かエアバッグのアラームが消えません。
キーオンで点灯、エンジン始動で消えるはず。
うーん、これって、車検的にはNGなんでしょうかねぇ?
Viewing all 254 articles
Browse latest View live