Quantcast
Channel: クアトロポルテと蜜月?
Viewing all articles
Browse latest Browse all 254

リアローター&パッド交換

$
0
0
去年の暮れ、夏タイヤからスタッドレスに交換した際、
リアブレーキのパッドが残り少ないことに気づき、
準備してあったローター&パッドですが、
夏タイヤに戻したついでに交換することに。
イメージ 1
タイヤを替えるだけならジャッキだけで済ますのですが、
さすがに何かあると困るので、馬をかませて、タイヤをサイドシルの下へ。
キャリパーは13mmのボルトで止められていますが、
スライドボルトが共回りするので、17mmスパナを回り止めにします。
イメージ 2
ネジロックを塗ってあるので、中々簡単には緩みません。
上下2箇所を外すと、キャリパーが外れます。
イメージ 3
ブレーキホースを固定してあるピンを外し、針金ハンガーで吊ってあります。
キャリパーサポートは17mmボルト2本です。
上側は簡単に抜けますが、下側はロアアームが邪魔をするので
イメージ 4
メガネやボックスが使えず、スパナで注意深くなめないように緩めるだけ。
幸い、滑らせることも無く緩めることが出来ましたが、
失敗していたら余計な仕事が増えるところでした。
イメージ 5
後は、ローターをハブに固定している位置決めボルトを緩めれば
ローターは外れます。
イメージ 6
左は手で引っ張れば取れましたが、
右はショックレスハンマーで裏から軽く一撃する必要が有りました。
イメージ 7
新旧ローター比較です。右が新品、左が使用済みです。
厚みを測ってみると新品が10mmなのに対して、
60000km弱の使用で9mmまでしか減っていませんでした。耳は立っていますが。
多分新車時からリアブレーキは手付かずだったと思われますが、
どうやらパッド2回にローター1回交換という定説(?)は本当のようで、
ローターは替えなくても良かったんじゃないかと思います。
一方パッドの方は大よそ2~3mmといった所。
イメージ 8
こちらは要交換だった様です。
QPの時と違って4枚ともほぼ同じように減っているので、
キャリパースライドボルトの動きも問題なかったようです。
イメージ 9
パッドはディクセルのプレミアム(ってまぁ普通のヤツです)、
裏面に泣き止めプレートが付いています。
ブレーキグリスを両背面とスライド部に塗るのを忘れずに。

後はキャリパーピストン戻しです。
ここでスペシャルツールの登場。
イメージ 10
ブリーダーバルブを緩めて、右回りで押し込むのですが、
左手でキャリパーを持ちつつ、右手で廻していくのですが、
最初は中々手強く、硬くて廻すのに一苦労。
それでも一旦廻りだすと、あとはスルスルと入っていきます。
随分前、ランチアテーマでパッド交換したときは
この作業をラジペンでやったわけで、何度も途中で挫折しかかって
どえらいしんどかった記憶がありますが、
やっぱ専用工具は大事ですね。
イメージ 11
掃除をしながらの作業なので、片側を替えるのに約2時間、
反対側は使う工具やクリーナー類、エアブローガンは既に揃っているので1時間、
都合3時間でのリアブレーキローター&パッド交換でした。

にほんブログ村に参加しています。

[http://car.blogmura.com/italysya/にほんブログ村 車ブログ イタリア車へ(文字をクリック)] ←ポチッとお願いします。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 254

Trending Articles