去年の暮れ、夏タイヤからスタッドレスに交換した際、
リアブレーキのパッドが残り少ないことに気づき、
準備してあったローター&パッドですが、
夏タイヤに戻したついでに交換することに。
さすがに何かあると困るので、馬をかませて、タイヤをサイドシルの下へ。
キャリパーは13mmのボルトで止められていますが、
スライドボルトが共回りするので、17mmスパナを回り止めにします。
ネジロックを塗ってあるので、中々簡単には緩みません。
上下2箇所を外すと、キャリパーが外れます。
キャリパーサポートは17mmボルト2本です。
上側は簡単に抜けますが、下側はロアアームが邪魔をするので
幸い、滑らせることも無く緩めることが出来ましたが、
失敗していたら余計な仕事が増えるところでした。
ローターは外れます。
左は手で引っ張れば取れましたが、
右はショックレスハンマーで裏から軽く一撃する必要が有りました。
厚みを測ってみると新品が10mmなのに対して、
60000km弱の使用で9mmまでしか減っていませんでした。耳は立っていますが。
多分新車時からリアブレーキは手付かずだったと思われますが、
どうやらパッド2回にローター1回交換という定説(?)は本当のようで、
ローターは替えなくても良かったんじゃないかと思います。
一方パッドの方は大よそ2~3mmといった所。
QPの時と違って4枚ともほぼ同じように減っているので、
キャリパースライドボルトの動きも問題なかったようです。
裏面に泣き止めプレートが付いています。
ブリーダーバルブを緩めて、右回りで押し込むのですが、
掃除をしながらの作業なので、片側を替えるのに約2時間、
ブレーキグリスを両背面とスライド部に塗るのを忘れずに。
後はキャリパーピストン戻しです。
ここでスペシャルツールの登場。
左手でキャリパーを持ちつつ、右手で廻していくのですが、
最初は中々手強く、硬くて廻すのに一苦労。
それでも一旦廻りだすと、あとはスルスルと入っていきます。
随分前、ランチアテーマでパッド交換したときは
この作業をラジペンでやったわけで、何度も途中で挫折しかかって
どえらいしんどかった記憶がありますが、
やっぱ専用工具は大事ですね。
反対側は使う工具やクリーナー類、エアブローガンは既に揃っているので1時間、
都合3時間でのリアブレーキローター&パッド交換でした。
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